酒場逃亡記

酒呑みの生きネ申様、吉田 類 先生に憧れ、その生き様に追い付け飛び付け!!とばかりに、飲み歩き。 吉田先生が「放浪」なら、我杯は現実からの「逃亡」。 その実態は、酒とヤマトとA○B…笑


碧魂忌

2009年6月13日。



プロレスラー、三沢光晴の命日であります。


早、5年…。


misawa.jpeg


我々は、常日頃から自身や周囲の環境・状況に対して、

「もっと、上向きに、良い状況にしたい」

といった変革、革新を求めていないだろうか。


しかし、現実というものは、常に冷酷な返答を我々に突きつけてくる。


そんな我々のある種、鬱屈した気分を「プロレス」という世界は払拭してくれたのだ。


「プロレス」とは四角いリングの上で、現実社会を超えた世界を構築し、我々を大いに魅了するものであることは、もはや説明不要である。


力道山の黎明に始まり、馬場、猪木、そして鶴田、藤波、長州といったレスラーがエースとして君臨し、様々な名勝負が紡ぎ出され、我々の記憶に残る。



我々はよくそれを「時代」と呼称する。


しかし、「時代」とは、その期間を表すと共に、「時が代わる」とも読める。


この場合、格下「だった」者がそれまでのエースだった者に匹敵する実力をつけ、代わって台頭することを意味するだろう。


三沢光晴


彼は、我々に「その瞬間」を見せてくれた人間の一人に他ならない。


かつて、三沢光晴 は、二代目・タイガーマスクとして活躍していた時期があったが、そのマスクを自ら脱ぎ捨て、三沢本人として活躍を始めた。



そして、1990.6.8、日本武道館。


当時、全日本プロレスにて絶対的な強さで君臨していたジャンボ鶴田から、初のピンフォール勝ちを奪った三沢光晴の姿に、誰もが「新時代の到来」の文字を脳裏に浮かべた筈である。


この時の試合を実況した元・日本テレビ・アナウンサー、若林 健治 氏 が、三沢が勝ちを収めた直後に、

「新しい時代、到来 !! 」

を連呼したことに、それが現れている。



我々は、自身より大きな存在に、畏怖、尊敬、期待といった様々な感情を抱くことがある。


例えば、自然の大いなる驚異である台風。

私個人の話だが、台風が訪れる直前の、あの独特な雰囲気。

子供の頃、これから、大きな嵐がやってくる、即ち、非日常的なことが起こるのだ、と異様に胸が高鳴った覚えがある。


私の見てきたプロレスには、いつもこのような「大きな動き、うねり」に満ちていた。


目の当たりにした名勝負は、もはや重大な「事件」であり、「事故」だったのだ。


我々はその場に居合わせたことを誇りに思い、自身の求める「変革・革新」に重ね合わせてきたのだ。



我々は、三沢光晴 を知っている。


それだけで、大いなる誇りを胸の内に覚えるのである。






偉大なるレスラー

三沢 光晴よ

永遠なれ !!


Comments


« »

06 2017
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
プロフィール

隆軒 一郎

Author:隆軒 一郎
居ても立ってもいられず
前呑めりに 夢見る
前呑めりに 生きよう

カテゴリ
相席された皆さん
検索フォーム

Archive RSS Login