酒場逃亡記

酒呑みの生きネ申様、吉田 類 先生に憧れ、その生き様に追い付け飛び付け!!とばかりに、飲み歩き。 吉田先生が「放浪」なら、我杯は現実からの「逃亡」。 その実態は、酒とヤマトとA○B…笑


聖地巡礼2-2 ~新宿・カブト~

山手線。電車の揺れ以上にフラつく、二人の男。
やがて、二人はユラユラと新宿西口に降り立つのである。
「魔界」とさえ呼称されるこの新宿で、我々は一体何を目撃するというノカ!?

「前準備をしなければならヌ」

イヤミくんはあるドラッグストアにて肝機能にプラスになる、この日初めての「酒以外の飲み物」を口にした。
我杯もそれに倣う。

準備完了。

突入、思い出横丁。
新宿・思い出横丁
言うなれば「隔界」。
ここは、現代に属しながらも独立した世界を構築する、日本の中の「もう一つの国」なのか。
レトロな雰囲気が、これからの「遭遇」への期待感を高めていく。


やがて辿り着くは…
Image335.jpg

Image334~00
カブト。
ウナギ「串」専門店である。

なんつー佇まい

最近、レトロチックなポスターを店内に張り、雰囲気を作っているヲ店を多々見受けるが、
この一軒は、本物の「雰囲気」がある。

我々が逃亡先に到着すると、まるで予定されていたかのように、満席だった席から二人の先客が退店した。
何か導きのようなものを感じながら「潜伏」開始。

店内はL字カウンター席のみ。
10人程度の席に、その人生に「何か」を刻み込んだ「共犯者」が、酒を己が胃袋に流し込む。

さて、始めましょうか。
Image333.jpg
我杯はキリンの大瓶@630、イヤミ君は、やはり吉田 類 先生が御降臨された際に呑まれたという、
焼酎・亀甲宮@320の梅シロップ割をオーダー
ぱんぱ~い

ここには、ウナギの様々な部位を串で焼き分けてくれる「一通り」というオーダー方法がある。
えり、ひれ(@260・各二本)、きも@240、蒲焼@260、れば@240、計7本の串が堪能出来るのである。

イヤミ君は更に、うな肝を所望していたが、早々に完売したらしく、ありつく事、叶わなかった。
kabuto.jpg
マスターが黙々と、確実に串を返し、焼き上げていく。

その姿に何だか、「畏れ」のようなものを感じる。
「飲酒」とは、由緒正しき「宗教」なのだろうか!?

串はそれぞれに歯応え、感触、味わいが異なる。
ゴリゴリと小骨の感触や、馴染みのある柔らかな感触。
その一本一本のコクのある味わいに、タレがしっかりと絡みつく。

一言、「旨い」。

ふと、頭上を見上げると、奇妙な物があった。なんじゃ、こりゃ。
Image332~00
なんと、照明である。
焼き台の真上にある為、煙に混在する煤や脂が、ベッタベタにこびり付いていったらしい。

妖怪ランプ、といったトコロか。
喋る目ん玉に、この妖しさを伝えたい位だ。
「とうさん、アンテナに反応があります!!」


酒と串を平らげ、「役目」を終えた我々に、マスターから「もう、終わりじゃねぇかぁ?」の一声がかかった。

それは決して「飲み食いしたならとっとと出て行け」みたいな粗野なものでは無く、
「旨かったろう?また機会があったら、来てくれ」といった響きの「送り出し」

新宿の一角に、こんな落ち着ける「潜伏場所」があったとは。

新宿、という街に少し親しみを感じたヒトトキであった



Comments

 
ヲヲ!!! いよいよ私も登場しましたな。
そーいえば、このブログ。お店を訪問した日にちが書いてないね。
日付があったほうが、いいかな〜なんて
思ったりなんかしたりなんかしちゃったりして。
この〜ツンツン!

« »

06 2017
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
プロフィール

隆軒 一郎

Author:隆軒 一郎
居ても立ってもいられず
前呑めりに 夢見る
前呑めりに 生きよう

カテゴリ
相席された皆さん
検索フォーム

Archive RSS Login